
妊娠中の足のむくみ
妊娠中、急に足がパンパンになった
足がむくみ過ぎて靴が履けない
むくみ過ぎて足が痛く歩けない
脚が大きくなりすぎて外で歩けない
夜、脚が攣りやすくなった
一つでも当てはまる方は続きを読んでください。
-
妊娠中に足がむくみやすくなる理由
むくみには様々な原因があります。
例えば食生活の乱れとして塩分の取りすぎなどがあります。人間の体は、塩分に含まれるナトリウム濃度を一定に保とうとする機能があります。
そのため、必要以上に塩分を摂取すると、濃度を薄めようとして水分を体に多く取り込んでしまい、むくみを引き起こしてしまいます。
また、運動不足や同一姿勢で脚を動かさない状態がむくみの原因に。
また、女性は生理の影響でホルモンが濃度が関係し水分量の変化に伴いむくみを起こしやすい状態です。
特に妊婦さんはお腹が大きくなり、大きくなった子宮が下半身を担当する静脈を圧迫し脚からの血液の戻りを悪くなり足にむくみが起こりやすい状態が一番の原因になります。
東洋医学からみる足のむくみ
妊娠中は、お腹の赤ちゃんを育てるために成長や発育を司る「腎」の働きが活発になります。そのため元々「腎」働きが弱い人は「腎」が関係する水分代謝が悪くなるためむくみがでやすくなるのです。
妊娠初期や中期にもむくみはみられますが、お腹が大きくなる後期になるとさらに下半身から戻ってくる血流が子宮に圧迫されて戻りにくくなり、血液が悪くなることが原因だといわれています。
妊娠妊娠後期は特に甘いもの味が濃いもの、冷たいものを摂りすぎないよう気をつけましょう。また、冷えにより「水」の巡りをさらに悪くしないようにしましょう。
妊娠中の足のむくみの改善・予防策
①寝るときや休息をとるときに、20cmくらい高くなるようにクッションなどを足の下においてみましょう。
②体を冷やさないようにしましょう。レッグウォーマーをつけたり、厚手の靴下を履くことで辛さが和らぐ場合もあります。あと身体を締め付ける着圧の靴下や矯正の下着を使用するのは、なるべく控えましょう。
③余分な水をだすには適度な汗をかくこと。ウォーキングや(または散歩)ヨガなどは、滞りがちな血流の改善におすすめです。ただし、無理は禁物なので、自分の体調をみながら、余裕をもって歩くことを心がけてください。激しい運動は避けてください(激しく汗をかくことも気をつけて下さい(熱いお風呂やサウナなど)
④過度の塩分をできるだけ控えるのはもちろんですが、余分なナトリウムを体外に排泄してくれるカリウムを多めに摂取するのも、むくみ解消には効果的です。カリウムは、納豆のほか、バナナやメロンなどの果物に多く含まれています。
⑤シャワーをよく使っている人は湯船に浸かりましょう。
⑥小豆をとる
妊娠中の足のむくみにオススメは小豆です。薬膳では小豆は血を補う作用があり、体を温め血の巡りを改善し余分な老廃物を排出させる作用があります。小豆を食べるのは中々難しいので小豆茶がお勧めです(小豆茶は中々店頭に売っていないので黒豆茶もおすすめです)
しかし、むくみを解消するために、水分を控えるのはやめましょう。逆に脱水を起こす方が悪いので、適度に水分は摂取しましょう。
それでも中々効果がない場合は、しきさい整骨院にお問い合わせください。
自宅で出来る身体のケア方法まで幅広くアドバイスさせていただきます。