逆子
妊娠30週頃まで、お腹の赤ちゃんは羊水の中を回転しながら姿勢を変えています。大きくなるにつれて、子宮の中がきつくなり、回転できなくなります。
赤ちゃんは頭が一番重いので、通常は頭を下にした姿勢で落ち着きます。これを「頭位」といいます。
でも中には頭が上にあって、おしりや足が子宮口の近くにある姿勢の赤ちゃんがいます。これを「逆子」または医学用語で「骨盤位」といいます。
妊娠30週頃には約15%ぐらいになり、逆子のまま出産する人は全体の3~5%程度になります。
逆子の要因
逆子の要因としては大部分が原因不明でまだ詳しく分からないのですが西洋医学的には
■胎児の大きさ
■羊水過多や多児妊娠
■骨盤が狭い、広いなど
■前回妊娠が帝王切開だった
■臍帯の長さ
など様々な要因が複合的になって起こると言われています。
また、一人目のお子さんが逆子であった場合、二人目も10%の確率で逆子になるという報告もあります。
東洋医学的の観点から見ますと逆子の主な要因は大きく分けて三つあります。
①エネルギーが滞っている
②体内に水や湿が溜まっている
③エネルギーが少なく温める力が弱り体が冷えている
①エネルギーが滞っているタイプ
精神ストレスや過労、寝不足、ネガティブ思考などによりエネルギー(気)の流れが停滞してしまうことです。
そのため赤ちゃんが動きにくくなり逆子になるタイプです。
ゲップやおならがでやすい、よくため息をつく、抑うつ、倦怠感(イライラした感じのだるさ)、よく風邪をひく、頭痛、わき腹や脇やお腹が張る、頭痛、口の渇きなど
【改善方法】
早食いには気をつける。
ヨガやストレッチ、散歩、景色をみたり、美術や動物に触れたりする
観葉植物を置く
アロマやお香など落ち着く臭いを嗅ぐ
【オススメ食材】
ピーマン、大葉、玉ねぎ、シソ、三つ葉、セロリ、長ネギ、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類を意識的に食べる
②体内に水や湿が溜まっているタイプ
胃腸が弱っている為、食べたものがエネルギーにならず余分な水分が停滞し、赤ちゃんが動きにくくなり逆子になるタイプです。
体がだるい、頭重感がある、下半身がむくみやすい(冷えている・冷たい)、食後の眠気、など。
【改善方法】
冷たい物、甘いもの、味が濃い物、脂っこいものなどを減らす(特にアイスとジュース)
散歩、ヨガ、ラジオ体操などをおこなう
【オススメ食材】
トウモロコシ、小豆、小豆茶、白菜、山芋、緑豆もやし、ワカメ、昆布、しょうがアサリなど
③エネルギーが少ないタイプ
エネルギーが少なく体を温める力が弱く、赤ちゃんが動きにくくなるタイプです。
疲れやすい、痩せ気味、食後、胃下垂になりやすい、息切れしやすい、立ちくらみ、低血圧など
【改善方法】
本格的な運動よりも、ちょこちょこ動く
お腹が空いたら食べる
睡眠時間をきちんと確保する
なるべくよく噛む。煮たり、蒸したりした消化に良いものを食べるなど。
冷たさを遠ざける(冷たい物、生もの、服装にも気をつける)
【おすすめの食材】
たこ、かつお、うなぎ、ごま、大豆、山芋、鮭、いわしなど
いつから逆子整体を始めればよいのか?
当院としては28週で逆子とわかれば早めに施術をすることをお勧めしています。
28週を過ぎて逆子をそのままにしておくと子宮が逆子の状態をフイットする形にどんどんなってしまいます。
また胎児もここからグングン大きくなってしまうので、段々と回転しにくくなってしまいます。
産婦人科医院では大体約32週まで大丈夫と言われますが、当院としては28週で逆子とわかれば、早めに施術を始めた方が、ご自宅でのセルフケアや生活習慣での注意点を気をつければ、通院回数も少なくなりますのでお勧めしております。
(実際に28週から始めると改善率がかなり高いです!)
どのくらいのペースで通えばよいのか?
週数によりますが、一週間に1~2回です。
最短で治すのを目標としていますが、必ずしも1回では治るとは限らないので、3~4回程度の通院すると思って心構えしておいてください。
逆子の改善方法は?
妊娠ぐらいで逆子と診断されても、ほとんどの場合は赤ちゃんが自分の力で回って頭位になります。でも、赤ちゃんが大きくなって回りにくいときは、逆子を直す方法があります。
■足湯をする
足が冷えていると中々赤ちゃんが回らないので、下半身の血流を良くするため足首から気持ち集めのお湯で温めましょう。(約10分位)
■ふくらはぎを動かす
足が冷たい人はふくらはぎのポンプ作用を使って歩いてない場合が見受けられます。
お勧めの体操・運動
①後ろ足は膝を伸ばしてふくらはぎを引き締めながら歩く
②寝た状態・又は座った状態で足首をゆっくり上下に動かす
③ふくらはぎに力を入れ(2~3秒ぐらい)一気に力を抜き緩める
ふくらはぎは『第二の心臓』と言われていますので、ふくらはぎのポンプ作用が弱まると全身の血流が滞りやすくなります。
■身体を冷やさない
特にお腹、足首を冷やさないこと。冷たいもの、甘いもの、生ものなどは摂りすぎないこと(果物、サラダ、乳製品の摂りすぎも注意)
■家族周囲の理解を得ること
逆子は気にすればするほど、治りにくくなります。逆子がわかった時、家族が心配になります。家族が過度の心配をしすぎたり、プレッシャーを与えてしまうと余計に治りにくくなってしまいます。妊娠中のメンタルはとても繊細なので家族は過度にストレスをかけるのではなく温かい目で見守ることを優先していきましょう。
施術の安全性について
施術は安心安全を第一としています
強く押したり、バキバキしたりお腹を触ったりするような施術をおこなうことはありません(禁忌の場所も施術いたしません)
担当医師より安静の指示があるならそちらを最優先してください
患者様の喜びの声
①どんな症状で来院されましたか?
→逆子だったため
②当院に決められた理由は何ですか?
→妊娠中に整体をうけられる所が少ない中、ネットで見て、たくさん患者さんをみていて、専門的だと思ったから。
③当院の施術を受けてみて、どうなりましたか?
→逆子が治りました!
④当院の施術を、どんな方に勧めたいですか?
→妊娠中で体が痛い方、産後の方。逆子などで不安な方。
S.H様 34歳 女性 会社員
※お客様個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
①どんな症状で来院されましたか?
→腰の痛みで歩行が困難になった
②当院に決められた理由は何ですか?
→ネットで見つけ自宅からもそれほど遠くなかったため、HPの内容も分かりやすかったので安心できました
③当院の施術を受けてみて、どうなりましたか?
→初回の施術からみるみるうちに良くなり感謝しています
逆子まで直り、通って本当に良かったです
④当院の施術を、どんな方に勧めたいですか?
→産前の腰痛の方はもちろん、産後の不調で悩んでいる方にも勧めたいと思います
M.Y様 39歳 女性 会社員
35週ぐらいから元に戻る確率がグッと下がります。でも当院は高い週数でも全然対応できますので、中々改善できないときは一度ご相談ください。
大分市 逆子の矯正なら、「しきさい整骨院」にお任せください。